2016年11月16日水曜日

国民年金月5万、65歳の時点で貯金が1500万ある場合の生活シミュレーション

国民年金は満額で年80万。月約6万6千円。
条件を満たさない人が多いので、実際の支給額の平均は月5万4千円ぐらい。
ここでは、月5万円で考える。




かりに65歳の時貯金が1500万あるとして、国民年金を2ヶ月で10万、月になおすと5万円もらえるとする。本人は、健康で医療費がかからないとする。(まあ、普通に風邪を引く場合もあるだろうから、月に2000円ぐらいの医療費ですむとする。(年24000円)
資産価値があんまりない持ち家か、安い賃貸で、純粋に家賃として月に1万円ぐらいかかるとする。(年、12万円)

こういう場合、すべて込みで月5万円で暮らせれば、貯金の1500万は減らないまま暮らすことができる。しかし、すべて込みで月5万円生活は、強烈に苦しいはずだ。普通はもっとかかる。

だいたい、税金や準税金を払って、普通に暮らすとなると、月に10万円はかかる。これは、相当に節約している生活だ。生活保護や障害年金の10万円とは異なる。生活保護や障害年金の場合、税金や準税金において多大な恩恵を受けているからだ。NHKも払わなくて良いのである。生活保護や障害年金をもらわずに貧乏生活をしている者にはNHKがおそってくるし、交通費や映画などの娯楽費でなんらかの恩恵を受けることがほとんどない。(老人割引、今の時点でなくなる傾向にあるから)

これが、重要なポイントで不公平感が出てきてしまうところだ。

夫婦が2人とも精神障害者で2人の障害年金を使って生きている人たちよりも、独身で、貯金1500万、年金5万円で暮らしている人のほうが、精神的には貧乏生活を強いられる。生活保護をもらっている人のほうが、いつなくなるかもわからない貯金を持ったまま、こころぼそい節約生活をしている人よりも、気楽だ。

そこで、年金5万の他に月に5万円だけ貯金を使うことにした場合について考えてみよう。これでやっと月10万円。生活保護の場合は、いろいろな恩恵がある。障害年金もいろいろな恩恵がある。なので、月10万と言っても、恩恵なしで全部自腹で払っている預金生活者のほうが、いろいろとお金を取られることになる。なので、ひとくちに月10万円と言っても、重さが違う。もちろん預金生活者の月10万円のほうが、より苦しい生活になるのである。


で、月に5万だけ貯金から引き出すと、年に60万で、1500万は25年間でなくなるということになる。65歳からはじめて25年間なので90歳のときになくなる。90歳なら、大往生と言ったところか。けど、88歳で、「貯金がなくなる」ということを心配して、貧乏生活をして生きているというのは、かなり苦しいだろう。独身なわけだし。お金がなくなっていく恐怖に震えながら、超節約生活をするというのはきつい。これ、健康で歯医者を含めた医療費が年に2万4千円しかかからない場合の話だからね。


持ち家でない場合は、90歳になった時点で、生活保護が受けられる。そういう制度が続いていればの話だけど。90歳なら、もう、生活保護をもらっても誰も文句は言うまい!たぶん!!
持ち家である場合は、持ち家を処分して引っ越すということが必要になる。

けど、90歳の文無しを受け入れてくれるアパートなどがあるのだろうか? 持ち家自体に資産価値がなくても、土地には資産価値がある場合があるので、自分の家がどこに建っているかが問題になる。売れるのであれば、ともかく、引っ越さなければ、生活保護はもらえない。病院で90歳をむかえる場合はリバースモーゲッジなどを使うことになるのだろう。

月に10万円引き出して、15万円で暮らす場合、12年6ヶ月で、貯金がなくなる。77歳6ヶ月で貯金がなくなる。家賃、あるいは、固定資産税、月1万円で、残り14万円で暮らすことになるのだけど、生活保護受給者、障害年金受給者とは違って、いろいろな面で、恩恵がないから、生活はカツカツになる。けど、月5万円引き落とすコースと違って、普通の節約生活になる。あとの話は90歳で貯金がなくなる場合と同じなんだけど……。暗い気持ちになった。

月に10万円引き出して、そのうち5万円を居住費にあてるつもりなら、都会にも住める?かな。シェアハウスみたいな感じになると思うけど。貧乏大学生みたいな生活か。まあ、貧乏と言ってもそれほど貧乏ではない。しかし、18歳と65歳では、違うな。希望が違うだろう。18歳独身が深夜アニメをアパートで見ていても、悲壮感がないけど、65歳独身が深夜アニメを安アパートで見ているとなると、悲壮感がただよう。いや、これからは、そういうことが当たり前になると思う。いや、もうすでに当たり前になっているはずだ。悲壮感なんかない!!

月に15万引き出して、月20万円で暮らす場合、約8年と4ヶ月で、貯金がなくなる。73歳4ヶ月で貯金がなくなる。あれ? 77歳6ヶ月とたいして印象が変わらない。5年2ヶ月の差はでかいか? 月に20万円なら普通に暮らせるだろう。都会のワンルームマンションに住めるよ。で、普通のものを食べて、普通に暮らせる。

けど、70歳になったとき、あと3年と4ヶ月ぐらいで、完全に金がなくなると思って15万円ずつ引き落として暮らせるだろうか。どうしても、超節約生活に切り替えたくなるのではないか。まあ、独身70歳で、賃貸生活、あと3年でお金がなくなるとなれば、やばい気持ちにはなるよな。国民年金をもらっていても、生活保護はもらえるので、スームズに生活保護を受けられるかどうかが問題になるな。生活保護と言っても、足りない分だけもらうわけで、全額もらうわけじゃない。

貯金は使わずに、月に5万円で暮らす場合、この設定だと、ずっと生きられるということになる。まあ、大きな病気はしないというような設定だからね。

月に0万引き落としコースで寿命まで
月に5万引き落としコースで90歳
月10万引き落としコースで約77歳
月15万引き落としコースで約73歳

まとめると、上記のような感じで、金がなくなる。

大きな病気はしない。事故にはあわない。家の修理はしない。という設定だから、無理があるのは承知だ。で、まあ、基本を作っておいて、その後で、病気した場合などを考えれば良いので、足がかりとしてはこれでいい。

で、結論から言うと、0万コースを抜かして、どこかの時点で、生活保護に頼らなければならなくなる。もちろん、年金では足りない分だけを生活保護費でおぎなうという方法だ。0万コースは、定期的に引き落としがないと言うだけの話で、もちろん、大きな病気をした場合は、そこから医療費を払うことになる。だから、無病息災であれば死ぬ時点で1500万の貯金があるということになる。葬式と墓は20万ぐらいでどうにかなるでしょ。無くても、市がやってくれる。

いわゆる老人ホームなどについては今回は、考えないことにした。

それから、今回は1500万を全額投資に使うというようなコースは考えていない。1500万全額と言わなくても、1400万ぐらい投資に使ってしまうような方法も考えられる。その場合は、シミュレーションがあまりにも複雑になるので、無理だ。けっきょく、投資がうまくいくか、いかないかで、ぜんぜん話が違ってくる。

もし、自分ならどうするかというと、自分の場合は、1500万のうち1400万を投資にまわすという無謀なコースを選択するだろうと思う。

ちなみに、貯金2000万円で月10万引き落としコースで、条件を変えずに計算すると約81歳5ヶ月目あたりで、貯金が完全にくなることになる。貯金1500万で約77歳、貯金2000万で約81歳。何ヶ月というのを切り落とした数字だけど。500万というのは4年間ぐらいの差でしかない。というわけで、なんか1500万も2000万もたいしてかわりがないような印象を受ける。しかし、本人の心持ちとしてはけっこう差があるような感じもする。

77歳と81歳って、外から見たら、たいした違いがないよね。2000万円ためても、81歳で、文無しになって、足りない分は生活保護ということになるわけだから、大差がないような感じがする。500万の違いは、金額的にはでかいと思うけど、77歳と81歳の違いって、そんなにないような感じもする。

逆に貯金1000万円の場合、他の条件を変えなければ、約73歳4ヶ月までもつことになる。77歳と73歳の違いか。何ヶ月という端数を切り落として考えると、貯金2000万円で約81歳、貯金1500万で77歳、貯金1000万円で73歳か。73歳と81歳だとだいぶ違う感じがするなぁ。間を取って77歳までもてばよいとするか?? まあ、これ、どのみち安アパートぐらしの話だから、他人から見たら、73歳でも81歳でも、あんまり違わないかもしれない。(持ち家の場合は、どこかで、売ることになる)。




(注)国民年金計算方法
78万0100円×加入期間(月数)(保険料納付期間)/480 (平成28年度価格)


やっぱり、厚生年金か国民年金かで差がある。
しかも、国民年金だけの人は払ってない時期がある人が多いので全額は
もらえない場合が多い。全額もらったとしても、月6万6千円じゃどうにもならないだろう。

あとは、家を持っているかどうかと、持っていないなら家賃はいくらか、持っているなら固定資産税はいくらかということが問題になる。

もちろん、本人の健康は問題だ。

人気の投稿